おすすめレシピ vol.6 おすすめレシピ vol.5 おすすめレシピ vol.4 おすすめレシピ vol.3 オリーブオイルと美容 おすすめレシピ vol.2 おすすめレシピ vol.1 イタリアの伝統食材 vol.4 イタリアの伝統食材 vol.3 イタリアの伝統食材 vol.2 イタリアの伝統食材 vol.1 オリーブオイルと美容 2009.3.13 　何千年もの昔から健康や医療に珍重されたオリーブオイル。 古来から美容にも大切な媚薬として、肌荒れや皮膚の保護、乾燥、かゆみを防ぎ、潤いを保ち、皺のばすなどの老化防止の役割をしてきた。 　オレイン酸（スキンケア用品に使われるオイル）の含有率は約70％以上、内服だけでなく外側からも美しくなる為に、無添加石鹸をはじめ、髪につやを与えるシャンプー、クレンジング剤、爪の保護クリーム、マッサージオイルとしての効果を期待されている。　また、入浴剤、美顔パック、日焼け止めに使用することもできる。 　エクストラヴァージンオイルは母乳と同じ栄養がふくまれているため、イタリアでは授乳期から幼児に少しずつオリーブオイルを飲ませたり、離乳食にも使用されているだけでなく、イタリアではうがい薬としても使用され、歯ぐきにも良く歯を白く健康に保つ効果があると言われている。 オリーブオイルは最高の天然クレンジング剤 　通常"クレンジングオイル"はオイルの中に成分を乳化・浸透させる為に界面活性剤がたくさん入っている。オイルで汚れを浮かし、界面活性剤が水に触れることにより肌の上で乳化するため、オイル特有のベタベタを感じずにさっと洗い流すことができるのがその特徴である。 　しかし、敏感肌の人にとっては界面活性剤の刺激性は注意が必要。肌荒れをおこし、肌の滑らかさをなくし、肌を痛めつけてしまう。スキンケアオリーブオイルの主成分となっているエクストラヴァージンオリーブオイルは、界面活性剤や他の添加物を一切含んでおらず、人間の肌の皮脂に近くよくなじむとても優しい天然のクレンジング剤で、皮膚への刺激の少ない酸化しにくい安定性の高いオレイン酸が約75％、肌の保湿やにきびなどに対する局所的な抗炎症作用効果があるリノール酸等を含む肌に良い成分でできている。 ● ファンデーション、アイメイクも簡単にしっかりと落とす。 ● 更にマッサージしながら落とすことで、皮膚のこわばりをなくし、表面を軟らかく保ち、自然に毛穴を開かせ、汚れを落とす。肌を守るバリアの役割をする角質の潤いを保つ細胞間脂質セラミドを補う。乾燥肌を防ぎ、きめ細やかな肌に仕上げる。 ● クレンジング後はホットタオルで肌の表面を押さえるように優しくオイルを拭き取るだけで十分肌が柔らかく、なめらかに、さっぱりと仕上がる。 ● 最後に石鹸を良く泡立て、きめ細かい泡のクッションで優しく洗い、ぬるま湯で洗い流す。 　古代の医学書ではシミやシワなどをとる薬として、潤いを与え、肌の老化を防ぐ若返りの薬として記され、現代では、赤ちゃんのマッサージ用、就寝前に塗って手袋をし、ひびやあかぎれを治療する薬にしたり、すこし温めたオリーブオイルを爪の保護や筋肉痛のマッサージ用として珍重される。 ※酸化したオイル、品質のよくないオイルを塗るのは肌にとって悪い刺激となる オリーブオイルは古来からの消化剤 　オリーブオイルは古代、地中海沿岸の誕生し古来より炎症を鎮める塗り薬や経口薬として使用されてきた。また、聖なるオイルとして儀式に食用に、美容に、健康に、医療にと人々の生活の中で幅広く珍重された。 　現代生活においても、日々の食生活に脂というものは必須のものであるが、動物性脂肪は肥満の原因になる中性脂肪を増やし、血液の流れも悪くし、結果心臓や脳の病気を引き起こすのに対し、オレイン酸を多く含む植物油は血中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やし、動脈硬化を予防する働きがある。 　現代の豊富な食の時代には控えるとし、物性油しかも同じ油を使うのならできるだけ体にプラスになるものを選びたい。胃腸に保護と刺激を適度に与えることのできる良質なオリーブオイルは、古代の医学文献、ラットによる実験により、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多による胃炎の治療に大きな効果を発揮するという記録がある。 　良質で健康的なエクストラヴァージンオリーブオイルは、他の油脂に比べて胃への負担が少ない。胃の粘膜を保護し、胃炎の原因である胃酸の過剰分泌を抑制、胃炎や胃潰瘍の発症を抑制し、胃腸の弱い人や消化器官の機能が低下した高齢者の胃の収縮運動を促すことにも効果的であると共に、必要なビタミン、ミネラル等も吸収することができ栄養面でも優れている。 オリーブオイルは消化・お通じに効果てきめん！ 　医学に影響を与えた古代ギリシャの医師は肝臓や胆嚢の病気治療、とりわけ胆石の防止のためにオリーブオイルを処方したという記録がある。オリーブオイルは 胆嚢や小腸も刺激する働きがあるのだ。 　胆嚢は肝臓で作られた胆汁を一時的に蓄える役割があるが、食べた物が十二指腸に入ってくると、オリーブオイルによって刺激されて収縮し、特に脂肪分の消化を助ける働きを持つ胆汁が十二指腸に押し流され、食物の消化を助ける。小腸も刺激され、腸のぜん動運動を活発にさせるため、ダブル効果で結果お通じが良くなる。そして、お通じがよくなれば肌荒れもなくなり、結果的に身体の中からも外からも美しくすることができる。 〒650-0046　神戸市中央区港島中町6丁目14番地ポートピア・プラザ D-803 TEL (078)302-5641　FAX (078)302-5640　E-mail info@sanyo-ep.jp